スバルXV 3,000キロ走ってみて
納車から1ヶ月半、早くも3,000キロを越えました。
アイサイトの操作にもなれ、燃費なども大体のところがわかってきました。
滋賀県への2泊3日のキャンプから帰り、ひと息ついたところで、これまでの1ヶ月半のレポートです。
●アイサイト
実は今日もお盆の帰省ラッシュか、キャンプ場からの帰り、40㎞程の距離をノロノロ渋滞で2時間かかりました。今までならグッタリするところ、アイサイトのおかげで余裕!
XVでは60㎞/hを下回るとレーンキープできないんですが、ノロノロ運転では全速度追従型のクルーズコントロールが大活躍。疲労感が相当軽減されます。スピードに乗ったときにレーンキープが働くと、これも微力ながらもしっかりと疲労の軽減に役立ちます。
疲れと眠気で集中力が落ちると、気づかないうちにスピードが落ちたりふらついたり(僕だけじゃないはず⁉︎)。
休憩するにも、最低、次のSAやPAまではがんばらなきゃダメです。そんなギリギリの状況で、間違いなく助けとなります。低速でもレーンキープ機能が欲しい...
ただ、自動運転ではないので、念のため。
●燃費
高速道路や街中、田舎道いろいろと走ったけど、AWDであることを考えると合格点。高速道路は15〜17ℓ/㎞程度、街中では12ℓ/㎞前後です。アクセルをぐっと踏んで少し戻す運転を心がけています。
何と比べるかで印象は変わると思いますが、冷静に2,000ccでAWDであることを考えると十分だと思います。
●パワー
これも何と比べるか、または前車何に乗っていたかで印象は違うところ。何しろN BOXからの乗り換えだし、家族用の2,400ccのエスティマと比べても馬力やトルクなどパワーウエイトレシオが上回りますので、より意のままに操縦できる感じがあります。そもそも軽自動車やミニバンと比べるのに無理があって、本来はアクセラなどと比較すべきですけどね。
4人乗って高速道路での100㎞/hからの加速も十分でした。
●走破性
美濃戸でのオフロード、濡れた路面での急坂発進など、二輪駆動ではホイールスピンしそうな状況でも四輪でガッチリグリップしています。
下り道での右左折や高速コーナーでの安定性も確かに感じます。さすがにX-MODEの真価はまだ分からないけど、スバルAWDとはこういうことかと、素人でも実感できます。
●静粛性
水平対向だからか?とっても静粛性が高く、振動が少ない。SGPの効果かもしれませんが、初めてのスバル車なので、過去・他車との比較はできませんが。
加速するときのエンジン音も好きですね。緻密な機械が機能的に高速作動してる感じで、無理してがんばってる感は無い。
●インパネ周り
パネルの表示の切り替えはほとんど全てステアリングスイッチで操作できます。
操作が複雑との指摘も口コミでちらほら見かけましたが、慣れれば全く問題なし。いろいろな情報が表示できて面白いです。
強いて言えば、車体前後の傾きだけでなく、左右の傾きも表示できたらいいな。
パワーシートも慣れれば問題なし。めったに使わないし。寝たいときにパタッと倒せる機能はさすがに無理かなぁ。
●収納スペース
残念なことの1つは収納スペースの無さ。
ナビの下でシフトレバーの奥にスマホや財布くらいは置けるものの、カバンや買い物袋などは助手席か後部座席におくしかない。シートの後ろに引っ掛けるホックもないから、ほんとにシートの座面にしか置けません。
ちょっとした書類なども、ドアの内側にはドリンク用のスペースしかないから不便です。
荷室は広いので、今のところ不足感なし。トノカバーは始めから外して家にしまっています。
●ナビ・オーディオ
前にも書いたように、正直なところ、ダイヤトーンナビの経路選択は理解不能なことが多い。スマホナビを併用しています。スマホナビと異なる経路が表示されたら、スマホナビを優先します。
地図の見やすさや案内のタイミングなどは標準的、と言うかこんなもんでしょう。
オーディオはオプションでGS100をつけましたので、最低限ですが満足しています。
純正に音質を期待するのはちょっと酷かな。
クラシック音楽もいちおう聴けるレベルです。
ところで、スマホをオーディオにUSB接続させようと思ったら、ダッシュボードの中にある端子と接続しなければダメなのはなぜだろう?理解に苦しむ。ナビの下に二つあるUSB端子はもっぱら充電用で、その場合オーディオにはBluetooth接続となります。
●総評
関西から八ヶ岳の往復で約1,000㎞、この度二泊三日の滋賀県でのキャンプで往復350㎞など、そこそこ遠距離運転をしましたが、体に残る疲れは相当軽減されることを実感します。残る疲れは山登りだったりキャンプだったりするのは...当たり前ですね。
いい買い物だったというにはそもそも高額ですが、費用対満足は高い。