冬山ウェア finetrack メリノスピンサーモ
ファイントラックってどんなメーカー?
以前、スキンメッシュとドラウトエアーをご紹介した、ファイントラック。
日本製ですので、値段は全体的に高めな気がします。
以前もご紹介したように、僕が思うこのメーカーの最大の特長は
自社開発の素材による、ウェアの汗処理の機能性が高いこと。
この度ご紹介するメリノスピンサーモは、L2に分類されるようです。
L1:ドライレイヤー
L2:ベースレイヤー
L3:ミッドレイヤー
L4:ミッドシェル
L5:アウターシェル
つまり、ドライレイヤーの上に着ることが想定されています。
僕にとって、ウェアでこれは間違いないと自信を持ってお勧めできる組み合わせに、
L1:アクティブスキン
L2:メリノスピンサーモ
があります。
冬山ではフード付きのものを何枚か用意しておきたいんですが、一番ベースになるのがこのメリノスピンサーモ。
「メリノスピン」とは、ファイントラッックのホームページでは
機能性ポリエステルの「吸汗拡散性」、「繊維強度」に加え、ウールの「保温性」、「調湿機能」、「抗菌防臭性能」を共に引き出し、相乗効果を高めています。
とあります。
僕が実感できるのは、ウール特有の保温性と吸汗拡散性≒速乾性 です。
汗かきの僕には、どちらも必須の機能。
速乾性は、洗濯した時に乾く速さでも実感できます。
冬山ではアンダーにウールを着ることが多いと思います。ウールの温かさに速乾性を加えて、さらにフィット感抜群のフードがついたのがこのメリノスピンサーモです。
その下にアクティブスキンを着ることで、相乗効果でしょうか、抜群の快適性と安心感が得られます。
肌とメリノスピンサーモとの間の隙間をアクティブスキンが埋めてくれる感じがあります。
雪山でも、ザックが重かったり、軽ければペースが早すぎたりして、僕は必ず汗だくになってしまいます。
汗をかいた状態で休憩していると、この組み合わせを着ていても、しだいに寒さを感じてきます。それでも凍えるほど冷えずに済んでいるのは、この組み合わせの相性の良さがあると言えます。
同じファイントラック製でメーカーが推奨しているので、当たり前といえば当たり前。でも自分で体感できるかどうかは、経験しないと分かりませんよね。
あ、もちろん、上に何も着ずに、長袖Tシャツとしても着れます。ただ、ピタッとしますので、僕はちょっと...ボディラインがムリ(涙)
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