厳選!山道具 炊飯をもっと簡単に!Esbit(エスビット) ポケットストーブ スタンダード
ガス以外の燃料になんとなく興味があって
正直に言うと、これは衝動買いそのもの。
石◯スポーツで、目的だったソフトシェルを買い、レジに向かう途中のコッヘルコーナーでふと目があった。とそのとき...
以前、ホテルに泊まった時の夕食で、オリジナルの釜飯を炊くサービスがあって、それは米の入った土鍋に自分で好きな具をトッピングし、固形燃料で炊くというもの。火加減も必要なく、固形燃料が燃え尽きたら炊き上がり、と実にシンプル。
で、それが普通においしい。
あ、これが山でできたら楽チンだな、と思っていたその記憶が、そう、突如としてそのときよみがえったのだった(歳がいくと、記憶の引き出しが開かなくなったり突然開いたりするのです)
完全にトリコになって、数分間、悩んでしまいましたが、エイっと決心して買って帰ることに!1,500円なり。
ほら、シェラカップも置けてしまう!
さっそく、愛しのメスティンで炊飯に挑戦です。
今回は、とりあえずキッチンで。野外ではまたの機会に「山ごはん」でご紹介することにしましょう。
ちなみにこれを買った時には、4g×20個の固形燃料も付属しています。4gで約5分の燃焼時間。炊くのに30分はかかるだろうと思い、14g(約12分燃える)×6個の燃料も買いました。
ドイツ製なんですね。
メスティンに米1合を浸しておいて、下準備はOKです。
点火
ポケットストーブを直角に開き、14gの固形燃料を置いてライターで火をつけます。
ライターで炙ること4、5秒で着火、じわっと炎が大きくなります。
すかさずメスティンをセット。
5分ほどで吹きこぼれてきたので、いったん混ぜます
土鍋と違って、メスティンは薄いアルミ製の箱です。ほんと、飾り気のないただのハコ。
なので、ガスで炊くときもそうですが、火が真ん中にしか当たらないとムラができやすいので、吹きこぼれてきたらいったんコンロから下ろして蓋を開け、スプーンなどで軽く混ぜます。
ガス以上に、真ん中にしか火が当たってないように見えてちょっとムラが気になります。
5分ほどで吹きこぼれたので、混ぜます。意外と早い。
10分過ぎると、固形燃料の炎が小さくなる
まぜて蓋をすると、数分で再び吹きこぼれてきます。フタに重しを置いておきましょう。あとは放置。
燃焼時間は約12分とあり、10分過ぎるとだんだん炎が小さくなってきました。
屋外で風が強いと、燃え尽きるまでに消えるかも…
さて、2個目の燃料をセットしよう、あ、その前にいちおう炊き具合を確かめておこう
と蓋を開けてみると、お!なんとなくもう炊けてるんちゃう?って感じ。
なので、とりあえずメスティンをひっくりかえして蒸らすことに。
ちなみに、ストーブの底に敷いていたジップロックは、熱で溶けることなく、いちおう無傷。台にさほど気を使わなくても済みそうです。とはいえ、もう少し検証が必要か?
炊き上がりやいかに?
いやー、できました!つやつやのご飯です。(写真はイマイチかもしれません...)
なんと簡単な!!ムラもありません。
休暇村で釜飯を炊いた時と同じく、火加減不要、燃え尽きるまで待てばいいだけ、
しかもたった12分!!
なんと手間いらずなことでしょう。(いや、途中で一度まぜましたが)
とっても感激です。
次は山で挑戦です。
このポケットストーブ、これからの活躍に期待大ですね!