OMM ULTRA15
OMM ULTRA15
近頃はいろんなブランドからトレランザックが出てて、使う人それぞれにマッチしたいろんなタイプがあります。
人によってはレースの距離に応じて2、3種類のトレランザックをお持ちではないでしょうか?
僕は、モンベルのクロスランナー15を10年くらい使い続けていて、もうボロボロ。
最近はレースにはほとんど出ることがなくて、半日程度のハイキングで使うのがもっぱらです。
六甲で見かけるトレイルランナーを見てると、体にぴったりとした小容量のザックがトレンドのようです。15Lもあれば、トレラン用というより、ハイキング用になるかもしれないですね。
普段、ハイキングでOMMのCLASICC32をよく使うんですが、使い勝手がいいので、最近買い足したのがコレ、ULTRA15。
期待どおり、実にいい。
何がいいって?
背負ってわかるこれの良さ
正直なところ、デザイン的なスペシャル感はなんもない…
一言でいうと、背負って歩いた(走った)時の負担感がすごく少ない。物の出し入れもカンタン。
軽さ、ショルダーハーネス・ウエストベルトの厚み、背面の長さ、荷室の形など、トータルバランスが絶妙なのです。
もちろんハイドレーションも装着可能。
ちょっとしたハイキングで使い勝手がいい。カッパ上下に水、行動食、財布・鍵など最低限のものが十分入ります。背面の内側には取り出して使えるマットが入ってて便利。
ショルダーハーネスの形も腕が動かしやすいデザインになってて、はじめは、なんかフィットしないなと思ってた肩のダブつきも、腕を動かしやすくするためのデザインと気づき、こりゃすごいと感心。
プラ製の輪っか(と言うのかな?)があって、ボトルホルダーなどもしっかり固定できます。
パッと目を引く斬新さはないものの、細部の作りが実用度抜群です。
ちなみにこの大きさ、小さくてザックカバーは付けにくいけど、10〜15Lくらいのスタッフバックを中に入れて使うと、雨天でも中身は濡れずにすみます。
OMM、さほどメジャーとは言えないブランドかもしれないけど、もはや手放せない一品。
トレランでもハイキングでも、いろんなところでいろんな人が使える、かなり汎用性の高い実力派です。
あえて注文するとすれば...
もうちょっと、値段が安かったらなぁ…
あと、チャックが噛みやすいのがちょっと残念。コツみたいなものがいります。