厳選!山道具 グローブはSHOWAライトグリップ コストパフォーマンス最高!
もしかして軍手⁉︎
そう、いわゆる軍手の一種です。
引越し作業などで抜群の効果をもたらす、滑り止めのコーティングがされた軍手です。
僕が使っているこの軍手、いやグローブは、ショーワグローブ(株)が出しているSHOWAライトグリップ。これを作業用、という領域だけで使うのは実にもったいない。実は、山で使っても機能性抜群なんです。
特長
グリップ力
天然ゴムを手のひらに薄くコーティングすることによって、抜群のグリップ力と柔らかいフィット感があります。ポケットに手を入れにくいくらいのグリップ力があります。
テントを設営するときにも、あると便利。
通気性
手のひらがゴムといっても、手の甲は通気性に優れているので、蒸れることはありません。
多少の保温効果はあるものの、夏山でも不快感はありません。
細かな作業が出来る
手先が丸く加工されているので、カメラのシャッターも簡単に押せます。このあたり、さすがに作業用だけのことはあります。
耐久性
使い方にもよると思いますが、数度の登山くらいで破れたり穴が開いたりはしません。作業用だけにタフです。
僕は破れる前に片方落としたので、買い直しましたけどね。ゴミになっちゃったんだろうなぁ。反省です。
価格
何しろ安い!1組400円前後です。
え?軍手にしちゃ高いって?
たしかに。でも、各種メーカーの登山用グローブと比較してみてください。1/10くらいの価格ですよね?これが最大の強みかもしれません。
山で使うシーンは?
ストック
僕は、ストックを持つときにはたいてい使っています。
ストックを持つ、持たないは登る山にもよるんですが、力を入れなくても滑らないので助かります。
岩やクサリをつかむ、ハシゴでも
それから岩場や鎖場を歩くとき。
僕は高いところが苦手なので、手を使うシーンはあまり得意ではないんですが、岩場で手を使う時こそ、抜群の効果を発揮します。
薄いので、岩場に手をかけるときもある程度の感触が得られます。
もちろん、クサリをつかんだりハシゴを登る時も、ギュッと握れます。
クサリ場では、手をクサリに滑らしながら移動しますが、この時はちょっと滑らしにくい。
あ、ひとつ言うと、僕の登る岩場って、あくまで一般ルートです。
剱岳、八峰キレットなど。いわゆるバリエーションはしません。怖い。
シャワークライミング!?
シャワークライミングでも使ってみました。
濡れても重くならないし、冷たくもならない。水抜きもできるので、中に水がたまることもなく、快適でした。乾きも意外と早く感じました。
弱点は?
スマホ操作
うーん、なんだろう。
まず思いつくのは、スマホ操作ができないこと。メールしないまでも、写真撮るくらいは使いたいけど、さすがに画面操作できません。できたとしても指、滑らないでしょうしね。
ちなみにiPhone7使っています。
違う時はおとなしくグローブを外しましょう。
耐熱性
限界まで試したことありませんが、熱には強くなさそう。メーカーの「使用上の注意」でも熱いものには触れないでください、とあります。
ちなみに天然ゴムの耐熱温度は120度らしいですが、薄いので、ゴムを通して伝わる熱によって火傷する可能性があります。
例えばメスティンでご飯を炊いてフタを開けるとき、これは使わない方が無難です。
デザイン
さすがにオシャレ感は…個人的には好きですが。
逆に玄人感が出るかもしれませんね!
いいものは高くても欲しい。けど安ければもちろんそれに越したことはない。
ある意味、コストパフォーマンス最強の山グッズですから。
どこで売ってる?
ホームセンターやワークマンで売られています。何かのついでに行ったとき、ぜひ手にとってみて、山登りする時をイメージしてみてください。
似たような製品が他にもたくさんあります。これしか使ったことないですが、もちろん、他にも使えるものはたくさんあると思いますよ。