オリンパス タフカメラTGー5を滝ツボで使う
1.これも立派な山道具!
最近、山道具(?)に仲間入りした新参モノ。OLYMPUS TG-5です。
新参モノとはいえ、いきなりその存在感を見せつけました!
まず買う前に期待した性能は、
・防水防塵が確かなこと
・落としても岩に当たっても壊れないこと
です。
最近のデジカメは何使ってもそこそこ綺麗に撮れるので、画質は二の次。
ちなみにメインに使っているカメラはOLYMPUS PEN Lite E-PL7、主に単焦点レンズを使っています。
さらに、買う決め手となったのは、
・F2.0の明るいレンズ
・1㎝まで寄れる驚異的マクロ
・焦点距離が25ミリで広角(35mmカメラ換算)
でした。
マクロ機能は、山で花を撮りたいという相棒のニーズに応えるもの。
三峰山でデビューして、氷ノ山のシャワークライミングでいよいよ真価発揮!
まだまだ使い始めたところだけど、とりあえず画像のご紹介です。
2.接写(顕微鏡モード)
三峰山の八丁平で、寄ってきたチョウチョです。
カレーメシに寄ってきた。
カメラを寄せてもなぜか逃げない。
いやいや、これ花ちゃうやん!
そう、花も撮りました。
オトコエシ(らしい)
トリカブト!(かな?)
接写はなかなか難しい。
手ブレ防ぐために絞りを開放すると、ピントがなかなか合わなかったり、風があると被写体ブレしたり…構図のセンスも問われますね!
9月2日、おらが山の麓、というか須磨の阪神高速高架下で撮った3枚です。
顕微鏡モードです。三脚があれば撮りやすいのに...手持ち撮影です。
3.防水機能
今度は氷ノ山シャワークライミングにて。
ツヤツヤしてます。
いやいや、ここでは防水性能を体感しなきゃ!
これ、水中ですよ!わかりにくいですよねぇ。
実はこの程度ならiPhone7でも撮影できます。
そしていよいよ、滝での撮影に挑戦です。
出合滝の左の滝、こんな感じです。
滝ツボが浅いので、行けちゃいます。こわごわと滝の下へ!
いやー、すごい水圧!
ライフジャケットにあたる水音が凄まじい。傘の耐久度テストにいいのではないでしょうか。
滝ツボの流木の下から、上に向けて撮影!
もちろん顔は上げられません!カメラだけ適当に上に向けて撮りました。
これは出合滝の右の滝。
滝に段がない分直接上から落ちて来て、こちらの方が水圧がすごい!(気がした)
と、いきなり過酷な条件での撮影をしてしまいました。
TG-5の防水は水深15mなので、滝の水圧が仕様の範囲内だったかどうか...実はちょっと疑問ですが、その後もちゃんと稼働しています。
レンズがシャキッと水滴を弾くので、滝の飛沫が飛んできても、ジャブっと水に浸ければ問題なし!
山では、土砂降りの中で撮影することもないでしょうから、十分すぎる防水性能です。
ちなみに、TG−5にはプロテクターをつけています。落としたり岩に当たっときにはやはり不安ですから。
プロテクターをつけるためには、さらに別売のアダプターも買う必要があります。
プロテクターとアダプター合わせて5,000円ほど。わざわざ別売のアダプター買わなくても付けられるようにしてほしい...
沢にも、もちろんプロテクターをつけたまま入ったんですが、一瞬で曇った!
やむを得ずプロテクターを外しました。
よく見ると、ガイドさんも同じTG−5を持っているじゃありませんか!
やはりオンリーワンなデジカメなんですね(いや、ニコンやリコーも防水カメラ出していますが)。ガイドさんもプロテクターを付けていませんでした。
まぁ、特長はホームページに書いてあるので、これから使っていくうちに、何かしら改善してほしい点を見つけたらまたレポートします!
こういうものって、買うときには特長だけでなく、弱点を知っておきたいですよね!